3月19日(土)、阪急神戸線ダイヤ改正
http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/3900.pdf
3月19日初発より神戸線のダイヤ改正を実施 朝ラッシュ時間帯、10両編成の「通勤特急」に『女性専用車両』を導入します
この3月19日は他にも阪神、山陽、近鉄、京阪で一斉にダイヤ改正が行われ、関西私鉄は大きな盛り上がりを見せることとなります。
その中でも今回は、私が阪急沿線住みということで、阪急の改正内容について触れたいと思います。
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER200606222N1.pdf
前回、神戸線でダイヤ改正が行われたのは2006年10月28日。
特急・通勤特急の停車駅に夙川が追加され、最高速度が110km/h→115km/hに引き上げられたこの改正以来、時刻修正などを除くと実に約10年ぶりのダイヤ改正となります。
それほど、弄りようのない完成されたダイヤだったということでしょうか?
主な改正内容はこちら。
◯平日:朝ラッシュ時間帯
昨年3月に宝塚線で行われたダイヤ改正。その際に新設された「通勤特急」において女性専用車両が導入されたのですが、ついに神戸線にも導入されることになりました。
宝塚線と同様に10両固定編成が何本か用意されるのでしょうか?これにより2両の増結編成がいくつか余ることになるのですが、これらの今後の動向が注目されます。
10両編成の「通勤特急」が神戸三宮始発に変更されることに伴い、「通勤急行」の始発駅は新開地または高速神戸に変更され、神戸三宮でこの「通勤特急」に接続。神戸線の種別は今津(北)線直通「準急」を除き、全種別が神戸高速線に乗り入れることとなります。
◯平日:夕ラッシュ時間帯
- 上り特急(新開地発梅田行き)の所要時間を約3分短縮
これには一瞬驚きました。
停車駅を弄らず、スピードアップもせずに何故3分も短縮出来るのかと。その理由は意外にも簡単なところにありました。新開地発というのがポイントです。
えきから時刻表を見てみると…
高速神戸で時間調整のため、約3分ほど停車をしています。恐らくこれを無くすのでしょう。
◯平日:夜間・深夜時間帯
現行では、23時より「快速急行」「普通」が15分間隔で運行されていますが、それらが1本ずつ増発されます。
つまり、10分間隔での運転が30分延長され、23時半まで続くということです。
これは嬉しいですね!
特に金曜日の飲み会帰り等には喜ばれるのではないでしょうか?
他社では『ご利用の少ない列車の見直し』(=減便)が相次ぐなか、明るい改正内容で一先ず安心はしましたが、土曜・休日夜間のダイヤがノータッチなのが唯一残念な点でしょうか?
休日の19時以降は12分間隔での間引き運転となり、混雑が激しくなるのです。もう少し10分間隔での運行が拡大されればなぁと思うのですが…
次回の改正に期待です。
2016.2.28
画像を一部差し替えました。