えち鉄、LRVの愛称は『キーボ(Ki-bo)』に
http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/image/timetable_160327.pdf
平成28年3月27日のダイヤ改正概要
26日金曜日、えちぜん鉄道と福井鉄道は来月27日(日)に行われるダイヤ改正の概要を発表しました。
今回のダイヤ改正の目玉とも言えるのが、えちぜん鉄道三国芦原線と福井鉄道福武線による相互直通運転の開始です。
この運転系統の名称を『フェニックス田原町ライン』とし、越前武生駅~田原町駅~鷲塚針原駅間で相互乗り入れが行われます。
武生・鯖江・福井および三国・勝山間がより密接につながるとともに、南北間の移動利便性が大幅に向上。福井地区の今後の発展が期待されます。
『フェニックス田原町ライン』という名称の由来はこちら。
- “新生”と“福井”から「フェニックス」
- ターミナルとなる「田原町」
- “つながっていく”イメージを「ライン」
としています。
かなり気合いの入った格好いいポスターとなっていますね!
使用車両は2種類。両社ともにLRV(次世代型低床車両)を使用し、相互乗り入れ区間26.9kmを結びます。
福井鉄道では、F1000形『FUKURAM(フクラム)』を使用。
画像引用元:Wikipedia
2013年(平成25年)3月31日より営業運転を開始した3車体・3台車方式の100%低床構造の車両で、福井鉄道の自社発注車両としては200形以来、53年ぶりとなりました。
そして今回の記事のメインがこちら。
えちぜん鉄道L形です。
フェニックス田原町ラインの運行開始とともにデビューします。
えち鉄としては初めてのLRV車両で、F1000形に対し2連接車となっているのが特徴です。また、今回のダイヤ改正の概要の発表と共にL形の愛称も発表。
『キーボ(Ki-bo)』となりました。
えち鉄の黄色い部分と「希望」「子供(坊や)のかわいらしさ」などをかけた愛称となっています。
明るく温かみのあるイメージとし、車幅を拡大。車内ではシートの幅を広くとり、ゆったりとした雰囲気になっています。
2事業者間の鉄道区間と路面電車区間の乗り入れは全国初となります。
街や夢が膨らむとの意味が込められた「フクラム」に今回「キーボ」が加わり、この二つを組み合わせることによって『フェニックス田原町ライン』は希望が膨らむ路線となりそうです。
画像引用元:特記事項を除き全て http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/image/timetable_160327.pdf から