泉北高速鉄道、「泉北ライナー」に新型車両12000系を導入
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「泉北ライナー」に新型特急車両12000系を導入します
このところ体調が優れておらず、更新が遅れてしまい申し訳ありません…連日、新車情報のアナウンスが続くなか、まずはこの記事から更新したいと思います。
「泉北ライナー」とは、昨年の2015年12月5日より営業運転を開始したばかりの特急列車です。
南海なんば駅~和泉中央駅間を結び、泉北高速鉄道としては念願の特急列車運行となりました。
(画像はWikipediaから)
車両は南海高野線の特急「りんかん」として運用される11000系が使用されていますが、高野線系統の特急車両には予備編成がなく、検査時の代走として南海本線所属の特急「サザン」用の12000系が使用されることもありました。
そんな事情もあり、今回「泉北ライナー」専用車両としてこの新型車両12000系が導入されることになったのです。
基本的な設計は前述の「サザン」用12000系をベースにしていますが、外装デザインや内装デザイン等を変更。
基本色を金色に青と黒のラインを施したフルラッピングによる煌びやかな外装とした一方、落ち着いた内装とした泉北高速鉄道独自の仕様となっています。
和泉中央方先頭車両の車体側面には泉北ライナーのシンボルマークを配置し、ニュータウンの4つの地域(泉ケ丘・栂・光明池・トリヴェール和泉)を表現する4つの丸を京都オパールで装飾。
内装はダークな木目を用いたことにより、落ち着きのある車内空間を演出。また、車両ごとに座席モケットの色がシンボルマークの丸の色と同系色になっています。
また、南海12000系とは異なる点として車両の全ての灯具にLEDを採用したほか、車内案内標準装置をLEDスクロール式からLCDに変更し、4か国語によるわかりやすい案内が提供可能となります。
今回は4両1編成が製造され、来年2月に営業運転を開始する予定です。