近鉄、南大阪線・吉野線観光特急の詳細を発表
http://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/symphony.pdf
南大阪線・吉野線観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」が平成28年9月10日デビュー!
昨年、近鉄から発表された南大阪線系統向けの観光特急列車ですが、今回その詳細が発表されました。
種車である6200系は現在改造中であり、形式を改め16200系となります。
名称は3895件もの公募を元に近鉄で考案、「青の交響曲(シンフォニー)」となりました。
外装には落ち着いた濃紺色にゴールドのラインをあしらい、また車両前面や側面にはエンブレムなど特別な装飾が施されます。
1・3号車の座席スペースには全て2+1列で幅広のデラックスシートを配置。
また、グループ客向けのサロン席(3~4人用)やツイン席(2人用)も設置されます。
座席・カーペット・カーテンにはそれぞれ質感のある素材を使用し、ゆっくり寛げる上質な空間を演出。また、地元の吉野地域の竹材を座席の一部に使用しています。
2号車のラウンジ車両では、ホテルのラウンジをイメージ。革張りのソファを配置し、LEDの間接照明を活用して非日常感を感じる上質な空間を創出します。
更に大型のバーカウンターを設置。
専属のアテンダントが地元の特産品を活用したスイーツやワイン・地酒・ハイボールを販売し、背面はホテルのバーをイメージしたディスプレイとなります。
『青の交響曲』ということで、クラシック曲をアレンジしたメロディを制作。ミュージックホーンとして車両に装備するほか、発車メロディとして大阪阿部野橋駅で放送されます。
料金は720円(内訳:特急料金510円+特別車両料金210円)。小児は370円となります。
乗車には上記の料金を含め、普通運賃も必要となりますのでご注意下さい。
停車駅は、大阪阿部野橋・尺土・高田市・橿原神宮前・飛鳥・壷阪山・吉野口・福神・下市口・六田・大和上市・吉野神宮・吉野となっています。
この『青の交響曲(シンフォニー)』は9月10日(土)より営業運転を開始。水曜を運休日(祝日を除く)とし、週6日運行されます。
今後の南大阪線系統に期待が集まりますね!