消え行く反転フラップ式案内表示機
そんな情報をTwitterで発見し、本日ついつい堺駅まで行ってしまいました。
新車・廃車情報とは一切関係ありませんが、小ネタとしてどうかお楽しみください。
そもそも反転フラップ式案内表示機とは、薄い板(フラップ)がパタパタと音を立てながら回転し、列車の種別・行先を案内する機械のことで、その音から通称『パタパタ』とも呼ばれています。
これが今回設置された新しいLCD案内表示機。現在は1,2番線のなんば寄り1箇所のみ設置されていますが、全体的に取り替えられるのは時間の問題かと思われます。
堺駅のパタパタは南海の他の駅とは一味違った表示が特徴的でして、なかなか興味深いものなのです。
それがこちら。
昭和からのフォーマットだそうで、どこか懐かしさや良い雰囲気が漂っています。
但し、関空開港時に設定された種別または案内に関しては他の駅と同様に種別の色を表すアンダーラインが入っています。
種別・行先は昭和からのフォーマットでありながら、停車駅案内には5年前に開業したばかりの和歌山大学前(ふじと台)の文字が…
このアンバランス感、好きです(笑)
現在、パタパタ式の案内表示機はLED式,LCD式案内表示機にバトンタッチする形で全国的に減少を続けております。
幼少期から十数年前までは当たり前のように見てきたパタパタが数を減らしてゆき、間もなく一時代の終わりを告げようとしているのだなと感じたものです。