阪神5331形、引退
2015/12/15 深江駅にて
阪神5331形。
阪神における三菱製の量産型電機子チョッパ制御車として、1981年(昭和56年)に製造されました。
デビューから38年。阪神淡路大震災の被害を乗り越え、阪神の各駅停車を支えてきた5331形でしたが、唯一の編成にあたる5331Fが昨日を以て営業運転を終了したようです。
5700系第2編成の落成が近い影響でしょうか?
車体はまだまだ使用出来る状態であったものの、台車や主電動機に関してはかつて存在していた5231形の廃車発生品を流用しており、足回りは56年と非常に長い間活躍されてきました。
これにより、5331形は形式消滅したことになります。長い間本当におつかれさまでした。
なお5331形と同時期に登場し、東芝製の電機子チョッパ制御装置を採用している兄弟車の5131形もそう先は長くないものと考えられます。記録はお早めに。