南海8300系2次車、営業運転開始
皆様お久しぶりです。
前回の記事からおよそ2ヶ月ぶりの更新となってしまい、本当に申し訳ありません…
これからはまた以前のような更新ペースに戻るかと思われますので、今後とも当ブログを宜しくお願いいたします!
さて、昨年よりデビューした南海の新型車両8300系ですが、今年度導入の車両から、近年増加しているインバウンドによる関空利用客に対応する内装に変更された2次車を導入しています。
この2次車の主な特徴として、扉付近スペースの拡大がなされ、キャリーバッグ等大きな荷物が置きやすくなった他、座席袖仕切りの小型化により着席した状態での荷物の管理もしやすくなりました。
外観にも小変化があり、1次車にあった戸袋部のステッカーを2次車では省略しています。個人的にはステッカーが無い方が好きですねぇ…
そんな8300系2次車ですが、本日より営業運転を開始しました。
本日運用入りした編成は8701F~8703Fの3編成で、いずれも8300系1次車と連結した6両編成で空港急行の運用に就いているようです。
この8300系の2両編成、870*Fと表記しておりますが、公式ではまだ不明のようです…835*Fの可能性もありますので、公式より発表され次第、編成番号の変更、そして乗車できれば内装の画像も追ってブログに上げられたらと思っています。ご期待ください。
さよなら、阪急3100系
さらば、白い大江戸線
225系5000番台2次車が本日デビューしました!
2010年12月より導入された225系5000番台。
そのマイナーチェンジ車とされる2次車(5100番台)が本日からデビューとなりました!
ちなみに公式では225系5000番台2次車とされており、5100番台とは呼称しないそうです。
したがって当ブログでもわかりにくくはなりますが、2次車と表記させて頂きます。
さて、2次車ということで基本的な仕様は1次車と大差ありませんので、目に見える大きな仕様変更だけ載せていこうと思います。
◯前面デザインの変更
左:1次車(5000番台)、右:2次車(5100番台)
2次車では曲面ガラスのサイズが大きくなっているのがわかります。実車を見るまではこんな変化に気付くことはありませんでした(笑)
更に、種別行先表示もフルカラーLEDとなり、視認性の向上が図られています。
今年中のデビューを予定している323系よりも一足お先に、フルカラーLEDによる大阪環状線の表示が見られるようになりました。なお、側面表示器の『鶴橋・京橋方面』といった方面表示は現時点ではされていないようです。
◯客室内照明のLED化
ここ最近の新車では当然のごとく採用されるようになったLED照明。1次車よりも車内が格段に明るくなりました。このLED照明はコイト電工製となっています。
◯アシストレバー付き貫通扉
子供や高齢者など、力の弱い方でも楽に開けることができるアシストレバー付き貫通扉が採用されました。
一体どれほどのものかというと…?
このように、見るからに弱々しい私の小指による僅かな力でも簡単に貫通扉を開けることが可能となりました。すごい…
また、見た目以上にしっかり閉まっているため、ポイントやカーブを走行する際の激しい横揺れによって貫通扉が勝手に開くことも無さそうです。
◯将来の津波被害に備えた避難用品の搭載
既存の車両には後付けで搭載されている津波に備えた避難用品ですが、今回の2次車では補助椅子のように立ち客用の背もたれに内臓されています。
恐らく補助椅子と勘違いして開けてしまった一般の乗客も多いことでしょう。
実際に私の目の前でもその光景を目撃しました(笑)
新車が入れば必ずその線区から追われる車両が発生します。
それがこの2形式。
阪和線系統では最終的に223系と225系のみで統一される予定で、通勤形は完全に姿を消すこととなります。
225系5000番台2次車のデビューを見たついでに、この2形式をカメラに納めようとする撮り鉄が今日は数多く見られました。
こんな何気ない光景も近い将来には過去のものとなります。老朽化には逆らえませんからね…一日でも長い活躍を願っております。
JR東海、次期新幹線車両N700S確認試験車を製作
本日、ついにその次期新幹線車両を製作するとの発表がなされました。
気になる形式は『N700S』。
ちなみにこの『S』はN700系シリーズ中、最高の新幹線車両を意味する“Supreme(最高の)”を表しています。
『N700S』の主な特長は以下の通りです。
◯技術開発成果による新技術の採用
- ATCとブレーキシステムを改良し、地震時のブレーキ距離を更に短縮。
- 小牧研究施設の走行試験装置を活用して実用化した「台車振動検知システム」の機能を更に向上。
- 駆動システムに、低損失かつ高温下での動作が可能な次世代半導体「SiC(炭化ケイ素)素子」を採用するとともに、当社が独自に進化させてきた走行風冷却の技術を組み合わせることで、駆動システムの大幅な小型・軽量化を実現。
これらにより、安全性・安定性をより一層向上しつつ、更なる省エネルギー化を図るとのことです。
◯徹底した小型・軽量化による「標準車両」の実現
- 小型・軽量化を徹底し、これまで実現できなかった最適な車両の床下機器配置を実現。
- 床下機器配置の最適化により、16両編成の基本設計をそのまま用いて12両、 8両等の様々な編成長の車両を様々な線区に容易に適用させることが可能な「標準車両」を実現。
- 「標準車両」の実現により、一層高品質な車両を、低コストかつタイムリーに、国内外問わず提供可能に。
◯更なる環境性能の向上
- N700系の形状(エアロ・ダブルウィング形)を踏襲しつつ、三次元形状を考慮したシミュレーション技術を活用して進化させた先頭形状(デュアル・スプリームウィング形)の採用により、トンネル突入時の騒音を低減し、更に車体の平滑化や形状見直しにより走行抵抗の低減も図る。
- SiC素子駆動システムの採用、軽量化や走行抵抗の低減により、N700Aと比較して消費電力量を7%削減する見込み。
◯更なる安全・安定輸送の実現
- 車両に搭載している機器の状態監視機能を強化するとともに、車両が記録したデータを地上へさらに大量に送信できるようにし、昨年車両所に設置した「車両データ分析センター」において、車両の状態をさらに詳細に分析。また、検修省力化を図る仕組みを導入し、メンテナンス性を向上させつつ、更なる安全性の向上を実現。
- 車内での異常時には、車内防犯カメラのリアルタイム画像を新たに指令等で確認することで、セキュリティを向上させるとともに乗務員の対応を支援。
◯快適性・利便性の向上
- より制振性能の高い「フルアクティブ制振制御装置」をグリーン車に搭載し、乗り心地を向上。
- グリーン車の全座席に設置していたモバイル用コンセントを普通車の全座席にも設置し、モバイル環境を更に充実。
- 小型・大容量のリチウムイオンバッテリーを採用することで、これまで架線停電時に使用できなかったトイレが一部号車において使用可能となり、異常時の利便性が向上。
まさにこれまでのN700系シリーズで培ってきた技術の集大成とも言えるこのN700S。
今回発表されたN700S確認試験車については2018年(平成30年)3月に完成予定となっています。
それからはおよそ2年間にわたり性能確認試運転や調整を重ねた上で、2020年度(平成32年度)を目途に量産車を投入する方向で検討を進めているとのことです。
新幹線の進化はまだまだ続きますね。
あくまで推測ではありますが、標準車両の実現により編成の自由度が向上するため、山陽新幹線のこだま用車両にも何かしらの影響を受けるかも知れません。今後の展開に注目が集まります。
※記事の画像、資料は全て以下のリンクから引用させていただきました。
225系5000番台2次車、7月1日より営業運転開始
本日、225系5000番台のマイナーチェンジ車にあたる225系5000番台2次車(5100番台)の営業運転開始日を7月1日(金)とするとの発表がありました。
阪和線への近郊形車両導入は、225系5000番台1次車がデビューした2010年12月1日以来6年ぶりとなります。
1次車との変更点は以下の通り。
1次車と比べ、安全性と快適性がより一層向上しています。また、車内Wi-Fi設置により昨今のインバウンド需要にも対応し、外国人観光客にも優しい車両となっていますね。
7月1日時点で一挙に28両がデビューし、平成29年度にかけて合計122両が順次導入される予定となっています。
確実に全廃の時が近付いている103系、関東でも少数派となってきている205系と、これからはこの2形式を収めるために沿線では撮り鉄が殺到することと思われます。記録はどうかお早めに。そしてトラブルが起きぬよう安全に十分配慮して撮影に臨んでください。
画像引用元:
山手線E235系、量産車を新造へ
山手線用車両の新造計画について
去年の11月30日に華々しくデビューした山手線E235系量産先行車。
しかし、車両制御システム(INTEROS)の不具合が原因とみられる運行トラブルが相次いで発生したことにより長期の運転取り止めを余儀無くされましたが、今年の3月7日より再デビュー。今日まで大きなトラブルに見舞われることなく無事に初期故障を克服しました。
E235系関連の記事はこの日以来となります。
そんな色々な意味で話題性の高いE235系ですが、本日、量産車を新造するとの発表がありました。
E235系量産車は2017年春から2020年春頃にかけて順次導入し、最終的には11両編成49本(539両)が出揃う予定です。
しかし気になる内容として、一部の編成は11両新造する計画ですとの記述があり、一部のE231系4600番台はE235系に改造、編入せずに廃車となることを意味しているのか、疑問の残る内容ではありますが今後の動向に注目が集まります。
(画像引用元:Wikipedia)
まだまだ先は長そうですね!
2002年4月のデビュー以来およそ14年に渡り東京の顔として活躍を続けているE231系500番台ですが、ついに山手線から撤退するまでのカウントダウンが始まりました。記録はお早めに。