225系5000番台2次車が本日デビューしました!
2010年12月より導入された225系5000番台。
そのマイナーチェンジ車とされる2次車(5100番台)が本日からデビューとなりました!
ちなみに公式では225系5000番台2次車とされており、5100番台とは呼称しないそうです。
したがって当ブログでもわかりにくくはなりますが、2次車と表記させて頂きます。
さて、2次車ということで基本的な仕様は1次車と大差ありませんので、目に見える大きな仕様変更だけ載せていこうと思います。
◯前面デザインの変更
左:1次車(5000番台)、右:2次車(5100番台)
2次車では曲面ガラスのサイズが大きくなっているのがわかります。実車を見るまではこんな変化に気付くことはありませんでした(笑)
更に、種別行先表示もフルカラーLEDとなり、視認性の向上が図られています。
今年中のデビューを予定している323系よりも一足お先に、フルカラーLEDによる大阪環状線の表示が見られるようになりました。なお、側面表示器の『鶴橋・京橋方面』といった方面表示は現時点ではされていないようです。
◯客室内照明のLED化
ここ最近の新車では当然のごとく採用されるようになったLED照明。1次車よりも車内が格段に明るくなりました。このLED照明はコイト電工製となっています。
◯アシストレバー付き貫通扉
子供や高齢者など、力の弱い方でも楽に開けることができるアシストレバー付き貫通扉が採用されました。
一体どれほどのものかというと…?
このように、見るからに弱々しい私の小指による僅かな力でも簡単に貫通扉を開けることが可能となりました。すごい…
また、見た目以上にしっかり閉まっているため、ポイントやカーブを走行する際の激しい横揺れによって貫通扉が勝手に開くことも無さそうです。
◯将来の津波被害に備えた避難用品の搭載
既存の車両には後付けで搭載されている津波に備えた避難用品ですが、今回の2次車では補助椅子のように立ち客用の背もたれに内臓されています。
恐らく補助椅子と勘違いして開けてしまった一般の乗客も多いことでしょう。
実際に私の目の前でもその光景を目撃しました(笑)
新車が入れば必ずその線区から追われる車両が発生します。
それがこの2形式。
阪和線系統では最終的に223系と225系のみで統一される予定で、通勤形は完全に姿を消すこととなります。
225系5000番台2次車のデビューを見たついでに、この2形式をカメラに納めようとする撮り鉄が今日は数多く見られました。
こんな何気ない光景も近い将来には過去のものとなります。老朽化には逆らえませんからね…一日でも長い活躍を願っております。