相鉄、20000系を導入
http://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/170605_01.pdf
都心直通用 新型車両「20000系」を導入
昨年春、都心直通用の新型車両として検討段階ではあるものの、20000系の仮のイメージが公開されました。
当ブログでもこの内容を記事にしており、当時多くの関心を集めました。
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そのようなことから私自身も、この記事への思い入れが深かったりします。笑
あれから1年と3カ月。
相鉄グループ創立100周年を迎える今年12月に20000系を導入するとの発表がありました。
相鉄の新型車両としては、11000系以来9年ぶりとなります。
安全×安心×エレガント ~目先のトレンドに左右されない「醸成するデザイン」~
を開発コンセプトとし、都心直通を控えた今後の相鉄を象徴する車両として、これまでの通勤型車両には見られない斬新なデザインやアイデアを随所に取り入れるとしています。
車内は空調設備を工夫して実現した高い天井やガラス製の荷棚・仕切り・貫通扉の採用し、開放感のある室内に。
そのほかにも、
- ベビーカー、車椅子用のフリースペースを全車両に設置
- 「ナノイー」搭載の空気清浄機を導入
- 「個別ドアスイッチ」を全てのドアに導入
- 座席端部の仕切り板の大型化
- 日差しを遮る「ブラインド」を復活
- 相鉄線の特徴でもある「車内の鏡」を復活
- 時間帯で変化する調色調光式のLED照明を採用
- 2016年度GOOD DESIGN賞を受賞した「つり革」を採用
と、多様なニーズに応えるとしています。
また、ロングシート座席につきましては、座り心地を改良し、ランダムパターンを施した汚れが目立たない生地を採用。
更に、「ユニバーサルデザインシート」を一部の優先席に導入。
立ち座りを容易にするため座席の高さを上げ、座り心地を損ねない範囲で座面を小さくしたシートで、座席下部に大型の荷物が収納でき、荷棚が使いにくい乗客でも安全に利用が出来ます。
現在製造が進められている20000系。
日立製作所が製造を担当しているとのことで、相鉄としては久々の日立製車両となりますね!
2022年度下期に開業予定の相鉄・東急直通線の開業を前に、相鉄は更なる変化を遂げようとしています。