神鉄6500系デビュー!
2008年(平成20年)6月に導入された6000系。
そのマイナーチェンジ車とも言える6500系が本日5月21日よりデビューしました!
この6500系の特徴として挙げられるのが、既存形式である6000系の外観や内装の一部デザインを踏襲しつつ、全密閉型高効率主電動機やフルSiC適用VVVFインバータ制御装置の採用、すべての照明設備(客室照明・前照灯を含む)のLED化など、新機軸を多用し環境面に配慮している点です。
その結果、消費電力は既存車両の1000系(抵抗制御車)と比べて約60%低減。主電動機を全密閉型とすることで静粛性も向上しました。
また、6500系は3両編成のため全線で運用が可能となっております。
そのなかでも今回、私は公園都市線運用に入っている際に試乗してみました。
まずは走行音。
続いて車内。
袖仕切りの一部には強化ガラスが使用されており、非常に大きな袖仕切りでありながらも高級感や解放感を出しています。
この袖仕切りのデザイン、個人的にはかなりのお気に入りです。頭まで袖仕切りの高さに収まるため、扉付近に立つ乗客と干渉することが無いのです。
親会社の阪急1000系では袖仕切りのサイズが小さいためあまり効果が無いように思えます。これからの増備車ではこのタイプを採用して頂きたいものですが…
液晶案内ディスプレイ(LCD)は32インチハーフサイズのものを採用。
阪急阪神グループでは徐々に見る機会が増えてきましたね。
製造は今まで通り川崎重工業が担当。
2016年の銘板が輝いています。
LEDで表示されるウッディタウン中央に違和感…(笑)
神鉄6500系。
6000系のようにデビューイベントやHM掲出も無かったため地味なデビューとなりましたが、名車であることに間違いありません。
これからの展開に注目が集まります!