大阪モノレール、新型車両を投入へ
http://www.osaka-monorail.co.jp/jpn/company/pdf/plan2017-2021.pdf
大阪モノレール中期経営計画<2017-2021>
昨年、門真市駅から瓜生堂駅(仮称)までの延伸計画の方針が決定し、2019年度の着工、2029年度の開通を目指すとして話題になっている大阪モノレール。
中期経営計画において、2018年度より新車を投入するとの内容がありました。
形式はまだ明らかとされておりませんが、今まで通りの流れでいくと3000系となるかもしれませんね。
大阪モノレールへの新型車両は、2009年(平成21年)に投入された2000系18編成以来、約9年ぶりとなります。
内外装につきましては、フルモデルチェンジがなされており、期待が持たれます。
プレスリリースによると、2018年度から2021年度までに全9編成(更新:8編成, 増備:1編成)を投入予定としており、2018年度に運用本数増に伴う増備編成を1本(?)、2019年度より更新用の8編成を順次投入。
1990年(平成2年)の開業時より営業運転を続けている1000系を置き換えていくものと思われます。
1000系初期編成もデビューから30年近くが経過しており、いよいよ廃車が始まるのだなと思ったものです…
185系、「踊り子」から引退へ
http://mainichi.jp/articles/20170408/k00/00e/020/316000c
旧国鉄時代の185系「踊り子」から引退へ
鮮度落ちした記事になってしまいましたが、8日の毎日新聞によると、JR東日本は特急「踊り子」から185系を数年以内に退役させる方針を固めたことが明らかとなりました。
185系とは、1981年(昭和56)年に登場し、国鉄で最後に製造された優等列車用の車両です。
1979年(昭和54年)より製造された117系をベースにしつつ、居住性を高めた車両となっているのが特徴です。
登場からおよそ36年。高崎線の特急列車からは既に撤退しており、今回の報道によりついに東海道線の定期列車からも引退することとなってしまいました。
気になるのはその後継車両ですが、中央線の特急「あずさ」や「かいじ」として運行中のE257系を転用するとしています。
中央線特急では、現在も日々試運転が重ねられている新型車両E353系が導入される予定であり、量産車の増備が進み次第、世代交代が行われる模様です。
また一つ、国鉄型車両が近いうちに姿を消そうとしています。民営化から早30年。老朽化も進んでいることから仕方のないことではありますが、引退の日までその活躍を静かに見届けたいものですね。
~2018/5/16追記~
JR東日本長野支社の発表によると、7月1日よりE353系が『あずさ』『かいじ』としても追加投入されることに伴い、正式にE257系が東海道線へ転用されることが明らかになりました。
リニューアルを実施した上での転用となるようです。
185系引退へのカウントダウンがついに始まりました。
JR東日本、上越新幹線向けE7系投入を正式発表
先月末、新潟日報において、2018年度から2020年度にかけて上越新幹線へE7系を投入し、E4系を順次置き換えていく方針であるという記事があり、当ブログでも取り上げさせて頂きました。
【過去記事】
それから続報が待たれておりましたが、昨日、JR東日本よりE7系投入が正式に発表されました。
http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170402.pdf
上越新幹線への新車投入について
今回、上越新幹線に投入されるE7系は、北陸新幹線向けのE7系と同一仕様とされており、グランクラス付き12両固定編成となっています。
合計で11編成132両を投入し、将来的に上越新幹線を運行する形式はE2系とE7系のみとするようです。
デザインも北陸新幹線のものと共通化されるのか、気になるところではありますね。
これにより、E4系の引退も正式に発表されたことになります。投入が始まる前に、近いうちに乗りに行きたいところですが…
叡電、観光用車両が来春デビュー
https://eizandensha.co.jp/wp-content/uploads/sites/2/2017/03/news_20170330-1.pdf
叡山電車の八瀬・比叡山への観光用車両が平成30年春にデビュー
出町柳駅から鞍馬駅・八瀬比叡山口駅を結ぶ叡山電鉄。展望列車「きらら」が有名であり、京都を代表する観光路線として知られています。
そんな叡電ですが、かなり大胆なデザインの観光用車両を来春から運行すると発表しました。
叡山電車の2つの終着点にある「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど、「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで大胆に表現しています。
イメージを見た瞬間、「ユニークな新型車両やなぁー」と感じたものですが、どうやらこの車両、リニューアル車だそうです。
当ブログとしてはカテゴリーの分別に困るところですが、敢えて新車情報としておきます。笑
(Wikipediaより)
この700系車両を大規模リニューアルするそうです。このような平凡なデザインからあれほどインパクトの強い前面を作るとは…親会社の京阪同様かなり攻めますね!
実車の完成が楽しみになってきました。
京阪5000系、2020年までに引退へ
https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2017-03-30_%E2%91%A3anzensei.pdf
駅ホームの安全性の向上に、ハード、ソフト両面から努めます
京阪では現在、車両形式により扉の枚数や位置が異なることから、ホームドアの整備が困難とされております。
そこで、今後の車両更新計画を前倒しして、5扉車両(5000系)の3扉車両(13000系)への置き換えを進めることにより、ホームドアを整備可能とする状況を作ることとなりました。
今後、平成29年度から31年度の3年間で、異なる扉位置にも適合できる新型ホームドアの検討を進め、平成32年度を目途に京橋駅の一部で試行整備を目指すとしています。
◯ 京阪5000系とは
1970年(昭和45年)に登場し、日本の鉄道車両としては初めてとなる両開5扉を備えた多扉車。
日本で唯一座席昇降機構を備え、ラッシュ時以外の時間帯では2扉を閉鎖して3扉車としても使用出来る機能を備え持っています。
言わずと知れた名車である京阪5000系ですが、ホームドア整備という時代の流れには逆らえず、2020年までには全廃という余命を宣告されてしまいました。
5000系よりも旧形にあたる2200系や2600系0番台がまだまだ残るなかで…
多扉車の歴史は京阪から始まり、後に首都圏のJRや私鉄でも徐々に浸透してきました。朝ラッシュの大混雑を支えてきたものの、こちらもホームドア設置の障壁となり数を減らしてきております。
そんな多扉車の歴史を作りあげた京阪5000系が消滅するのはどこか寂しさを感じますね…
新幹線E4系、全廃へ
http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/world/lifestyle/20170325314836.html
現在、新幹線で唯一の2階建て車両として上越新幹線「Maxとき」などで活躍を続けているE4系新幹線。
JR東日本では2018年度以降、順次新型車両に置き換えていく方針であることが先日明らかとなりました。
E4系は1997年(平成9年)12月20日に東北新幹線でデビュー。2012年に引退したE1系と共に、増え続ける旅客需要を支えてきました。
2013年には、1997年に落成した初期の3編成(P1~P3編成)が廃車。それ以降は暫く安泰とされていましたが、運用開始から20年近く経過していることもあり引退を迎えることとなってしまいました。
後継車両はE7系となり、快適性を向上。上越新幹線では初のグランクラス誕生となるかもしれません。また、塗装がどのように変更されるのか、楽しみになってきました!
しかし気になるのは編成両数で、仮にE7系が北陸新幹線と同じ12両固定編成で登場した場合、現行のE4系16両編成に対して輸送力の低下は明らかです。どのような対策を行うのか注目ですね。
1985年に登場した東海道・山陽新幹線100系以来、30年以上に渡り続いてきた2階建て新幹線。その歴史に間もなく終止符が打たれようとしています。
阪急1000系1010F、営業運転開始
本日朝、阪急1000系1010Fが神戸線にて営業運転を開始しました。
1000系が神戸線へ配置されたのは、昨年2月に営業運転を開始した1008F以来1年ぶりとなります。
1300系1306Fに続き、1000系では初の2017年製。
2013年秋のデビューから増備が進む1000系。この1010Fで11編成目となり、車番がついに10番台へ突入しました。
1300系も平行して増備が進められているなか、近年の阪急にしては増備がかなりハイペースに進んでいるなぁと感じたものです。
そしてファンから待たれるのが次の1011F。
神戸・宝塚寄り先頭車では1111号車というゾロ目ナンバーが登場します。
はたして1011Fは神戸線・宝塚線どちらに配置されるのか?注目が集まります!