御堂筋線に改良型30000系を導入
さて、当ブログ開設早々、関西の気になる鉄道情報が飛び込んで参りました。
http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/w_new_info/w_new/list_h27_all/20151214_R1_30000kei.html
御堂筋線に更なる快適性向上をめざした30000系車両を導入します
現在、御堂筋線用の30000系は3編成が運用されておりますが、来年の秋頃から導入されるこの改良型30000系は大がかりな内装の変更が行われるそうです。
▲上が一般車両、下が女性専用車両
主な変更点は以下の通り。
と、かなり大胆な仕様変更となっております(笑)
その中でも、足元照明の採用はなかなか面白い発想ではないでしょうか。
座席が片持ち式となり、車内空間は広く見えるようになったのですが、どうしても座席下に影ができ、暗くなってしまう。
そこで採用されたのがこの足元照明。この影を無くすことにより安心感に繋がるという知見に基づいた取り組みだとか。
更にロングシート。
なんと座り心地が新幹線のグリーン車座席と同等だそうで…通勤電車はついに新幹線グリーン車の座り心地を実現します。
LCDも変更されるそうで、2画面が一体で機能して行先や次駅などを表示できるという優れもの。
なお、これは2016年度より導入される東京メトロ13000系、東武70000系の3画面LCDのうち1画面(おそらく左側の広告用画面を除いたもの?)を減らしたものとなっています。
調光、調色式LED照明の採用など、まだまだ変更点はありますが、実車の完成を待つとしましょう!
御堂筋線という、大阪の顔と言っても過言ではないこの路線。
最新技術をふんだんに採り入れた、利用客へのおもてなしの心がよく伝わる車両となりそうです。
~2016.2.3追記~
記事に画像を追加、わかりやすい内容にしました。