JR北海道、新型気動車H100形を導入へ
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2017/170712-2.pdf
新型一般気動車の試作車(量産先行車)について
JR東日本に続き、JR北海道でも新型気動車の概要が発表となりました。
JR北海道では現在、車齢30年を超えた車両が166両(キハ40形、キハ143形、キハ54形)在籍しており、車体や使用部品の老朽化、更に一部の部品が生産中止になったことに伴い、メンテナンスに苦慮しております。
そこで、JR北海道では新型一般気動車『H100形』の量産先行車を導入することとなりました。
先日、JR東日本が開発し、ニュースリリースで発表された新型一般気動車GV-E400形と基本仕様を合わせつつも、極寒冷地対策を加えたJR北海道仕様となっています。
そのため、JR北海道においても電気式気動車は初採用となります。
電気式気動車システムにつきましては、先日更新したこちらの記事をご参照ください。
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但し、形式はJR北海道特有の形式付番とし、愛称名も定められました。
愛称はDECMO。
Diesel Electric Car with MOtors(モーターで走行する電気式ディーゼルカー)の略称となっています。
H100形量産先行車は、2018年(平成30年)2月に落成予定とし、2018(平成30年)2月~2019(平成31年)3月にかけて走行試験が行われます。
JR東日本管内とは違い、過酷な気候の中での運用となるため、じっくりと試験走行を行うようですね!
相次ぐ新型車両の発表により、日本各地で新型気動車への世代交代が始まろうとしています。