JR東日本、八戸線および新潟・秋田地区に新型車両導入へ
http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170706.pdf
八戸線および新潟・秋田地区への車両新造計画について
プレスリリース発表から記事の投稿が少々遅れてしまい申し訳ありません…本日は一挙に4つほど記事を更新したいと思います。
さて、まずはJR東日本の在来線の話題から。
輸送品質の向上を推進し、安全安定輸送を目指して八戸線および新潟・秋田地区において新型気動車を導入するとの発表がありました。
◯ 八戸線用
八戸線用の新型車両としては、キハE130系500番台が導入されます。
キハE130系自体は既に、2007年(平成19年)から導入を開始し、水郡線や久留里線で活躍をしておりますが、今回八戸線に導入される車両はその新区分番台となります。
特に大きな仕様変更は無いようですが、既存のキハ40系列に対し、環境性能を向上。
排気中の窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を低減できる「コモンレール式燃料噴射装置」などを採用したディーゼルエンジンを搭載します。
また、このE130系500番台の導入により、八戸線において冷房化率100%を達成することとなります。
◯ 新潟・秋田地区用
新潟・秋田地区用には新型気動車、GV-E400系が導入されます。
このGV-E400系は、JR東日本の気動車において初となる新方式、電気式を採用。
ディーゼルエンジンと発電機による電力で、電車と同じようにモーター走行が可能となります。
まずは量産先行車として、2両編成を1編成、1両編成を1編成の合計3両を2018年初頭に新造し、性能試験等各種検証を実施します。
その後、量産車を製作、計63両を新造するとしています。
これら2形式の導入により、JR東日本におけるキハ40系列は本格的に淘汰されてゆくものと思われます。早めの記録をしておきたいところですね。