185系、「踊り子」から引退へ
http://mainichi.jp/articles/20170408/k00/00e/020/316000c
旧国鉄時代の185系「踊り子」から引退へ
鮮度落ちした記事になってしまいましたが、8日の毎日新聞によると、JR東日本は特急「踊り子」から185系を数年以内に退役させる方針を固めたことが明らかとなりました。
185系とは、1981年(昭和56)年に登場し、国鉄で最後に製造された優等列車用の車両です。
1979年(昭和54年)より製造された117系をベースにしつつ、居住性を高めた車両となっているのが特徴です。
登場からおよそ36年。高崎線の特急列車からは既に撤退しており、今回の報道によりついに東海道線の定期列車からも引退することとなってしまいました。
気になるのはその後継車両ですが、中央線の特急「あずさ」や「かいじ」として運行中のE257系を転用するとしています。
中央線特急では、現在も日々試運転が重ねられている新型車両E353系が導入される予定であり、量産車の増備が進み次第、世代交代が行われる模様です。
また一つ、国鉄型車両が近いうちに姿を消そうとしています。民営化から早30年。老朽化も進んでいることから仕方のないことではありますが、引退の日までその活躍を静かに見届けたいものですね。
~2018/5/16追記~
JR東日本長野支社の発表によると、7月1日よりE353系が『あずさ』『かいじ』としても追加投入されることに伴い、正式にE257系が東海道線へ転用されることが明らかになりました。
リニューアルを実施した上での転用となるようです。
185系引退へのカウントダウンがついに始まりました。