西武鉄道他、座席指定列車『S-TRAIN』の概要を発表
2017年、明けましておめでとうございます。新年のご挨拶が少々遅れてしまいました…
本年も関西発鉄道の部屋と当ブログをどうぞ宜しくお願い致します!
さて、昨年6月の話になりますが、西武・東京メトロ(副都心線・有楽町線)・東急・みなとみらい線を直通する系統に座席指定列車を2017年春より運行を開始するとの発表がありました。
西武鉄道では既に座席指定の特急レッドアローが運行されておりますが、通勤型車両を使用した有料列車は初の試みとなります。
一昨日にはその概要が発表され、愛称や運転系統などが明らかとなりました。
2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始!
愛称は『S-TRAIN』に決定。
お出かけや通勤・通学などの様々なシーンに。(Scene)
全席指定でゆったり快適に座れる座席で。(Seat)
乗り換えのない直通運転の便利さを。(Seamless)
S-TRAINの『S』にはこれらの意味が込められており、利用客から親しまれやすい列車になるようにと、この愛称が決定されました。
車両は新型車両の西武40000系で運行。
S-TRAINの運転開始と合わせ、3月25日にデビューします。
この車両の大きな特徴とも言えるのが、クロス・ロングシートの両方に対応した転換座席です。
急行や普通等、通常列車で運行する際はロングシートとし、S-TRAINで運行する際はクロスシートとなります。
運行区間と停車駅は以下の通り。
【平日】所沢~豊洲間
平日は主に通勤・通学需要に対応し、土休日は観光需要に特化しているのがよくわかります。
西武・東京メトロ・東急・みなとみらい線、全ての鉄道会社において初の試みとなる通勤型車両による座席指定列車。
現時点では40000系が2本しか落成していないことから、今年1年は利用客の流れを見たりと実験的要素が強くなるかと思われます。
今後、どう展開されていくのか注目が集まりますね!