323系、営業運転開始
大阪環状線専用の待望の新型車両、323系がおととい24日デビューしました!
大阪環状線への新型車両導入はおよそ45年ぶり。
大々的にPR活動を行うなど、この車両に対するJR西日本の力の入れようが伺えました。
デビュー初日の撮影は都合が合わず諦めましたが、昨日は夕方まで時間があったため少し乗車や撮影をしてきました。
323系と言えばこの前面デザイン。
521系3次車や227系等と前面デザインの共通化がなされているものの、オレンジを強調したラインを多用し、一目で環状線の車両とわかるようになっています。
また、以前の形式では前照灯にHIDランプを採用しているのに対し、この323系ではLEDが採用されているのが特徴です。
乗降ドア上にあるこのステッカー、思った以上に目立ちます(笑)
側面表示器は交互表示で○○方面もしっかりと表示。格段にわかりやすくなりました。
また、第1編成にあたるLS01編成のみ、このようなクリスマスツリーの表示もありました。
24日,25日限定のJR西日本からのクリスマスプレゼントです。
車内に入ると全ドア上と妻部に2面ずつLCD(液晶ディスプレイ)が搭載されており、1両あたり合計16面搭載。情報量が大幅に増加しました。
LCDの製造元は山手線の新型車両E235系と同じく日立製作所。そのため表示内容も似ており、非常に凝ったものとなっています。
ロングシートは207系体質改善車のものに近いのですが、クッション性が向上し座り心地は抜群。長時間座っていても疲れにくそうですね!
また、袖仕切りの内側がちょっとした肘置きとなっており、これがなかなか快適でした。
JR西日本の在来線では2例目となるグラスコックピット構造の運転台。広島エリアで活躍中の227系に続き、近畿エリアでは初採用となりました。
ついに大阪環状線の新時代が到来しました。
既に第6編成まで落成しており、予定の21編成投入完了まではそう遠くないかも知れません。
今後の末永い活躍に期待が集まります!