JR東日本、E721系1000番台を導入
E721系 1000代新造車両の投入について
2006年(平成18年)に登場し、翌2007年(平成19年)10月までに2両編成39本が、2010年(平成22年)には増備車として2両編成5本が製造され、計44編成が出揃いました。
現在では東北地方を代表する車両の一つとなっています。
この時、常磐線新地駅に停車していたE721系0番台4両編成(P1編成+P19編成)が大津波によって流され、原型をとどめていない程に大破しました。多くの方がこの生々しい映像を見て、津波の脅威、恐ろしさを思い知ったことでしょう。
初期車の導入から10年近く経過し、その間にE129系など地方向けの新型車両が多く登場したことから、それらの形式に仕様を一部合わせた上で導入されるのでしょうか?
0番台からの主な変更点は以下の通りです。
- 4両固定編成となり、2両編成2本を連結した4両編成よりも定員が34名増加
- 座席の座り心地を改善
- 車内照明を全てLED化
- 車体の帯色を赤色から「さくら色」に変更
なお、今年の11月より順次営業運転を開始する予定で、これにより老朽化した719系0番台を廃車にする計画です。
JR東日本における211系顔ファミリーは更に数を減らすこととなりますね。
近いうちにまた東北地方へ行きたいところですが…
(画像引用元:Wikipedia)