デビュー間もない山陽6000系に乗りました。
先月27日より華々しくデビューした山陽電車の新型車両、6000系。
話題の鮮度には欠けますが、昨日乗車出来ましたので、簡単にレポートをまとめたいと思います。
まずは折り返しの阪急神戸三宮駅にて。
一般の利用者も見慣れない車両を目にし、何度もスマホのカメラを構えていました。
行き先表示器はフルカラーLEDとなっており、幕車の表示内容を受け継いでいます。
折り返しの姫路行きに乗車します。
戸袋部のグラデーションが一際目立ちますね!
車内デザインは基本的に東京メトロ16000系と共通化されています。川重の標準部品を採用することにより、コストダウンを図っています。
この車内を目にした学校帰りの女子高生が「未来感半端ねぇ!!」と言ってました。若者の心をグッと掴みましたね(笑)
6000系の特筆すべき点がこちら。
通過待ちや接続待ちの間、車内保温のためドアは半自動扱いとし、ドア横のボタンで開閉することが可能となりました。
関西の私鉄では阪神に続き2社目。
まだまだ普及率は低いですが、今後他社に一気に広がりを見せそうですね。
大塩駅では6000系同士の並びが実現しました。これを撮影したかったのです。
将来、この一枚が貴重なものになるかもしれませんね。
この6000系、非常に完成度の高い車両だなと思いました。
滑らかな加減速、車内外の静粛性向上はもちろんのこと、ロングシートの座り心地も良く、程よいフカフカ加減と言ったところでしょうか。
また、乗車中には別の乗務員が乗り込み、記念カードやポスターを乗客一人一人に配っていました。
デビューから2週間が経過し、さすがにもう貰えないかなーと思っていましたが、個別扉ボタンの存在を一人でも多く周知させようと努力する山電社員の方々には感心しました(笑)
毎日本当にご苦労様です。
さて、直特運用に入るのは何時になることやら…