大阪環状線、323系の完成イメージに変化
この度の熊本地震の被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げると共に、皆様のご無事と一日も早い復旧を、心よりお祈りします。
必ずまた穏やかな日々は戻って来ます。
絶対に諦めないでください。兵庫からも応援しています。共に頑張りましょう!
阪神・淡路大震災を経験した一人として…
さて、2014年12月に発表されたこの新型車両を覚えているでしょうか?
大阪環状線向けの新型車両、323系です。
発表から1年半近く経ち、まだ完成していないのかと思っている方も多いことでしょう。
当ブログでは323系は初登場ということで、簡単に説明をしていきたいと思います。
現在、大阪環状線を走行する通勤型車両は103系と201系で運行されており、京阪神緩行線(JR神戸線、JR京都線)や学研都市線系統の207系や321系に比べると、車両面ではサービスにかなりの差が出ています。
そこで、『大阪環状線改造プロジェクト』と称し、本線系統へのテコ入れも一段落ついたことから、ようやく大阪環状線へ車両置き換えの順番が回ってきたのです。
阪和線や大和路線からの直通列車を除くと久々の新車ということもあり、デザインはかなり気合いの入ったものとなっています。
一番混雑する車両とも言われる、大阪駅から見て天満方先頭車では出入り口スペースを拡大。
現行の4扉から3扉へとドアの数は減るものの、混雑対策は万全といったところでしょうか?
今年度から順次導入とはありますが、今まで続報が全く無く、一時はどうなるものかと思いましたが…どうやら現在は近畿車輛で製造中のようです。一安心。
前置きが長くなりましたが、本題はここからです。
先日、JR西日本のサイトを見ていたところ、323系のイメージ画像に小変化があることに気が付きました。
それがこちらです。
前面から乗務員扉後方にかけて変化が見られます。
まずは前面から。
発表当初は連結を前提とした貫通構造となっていましたが、今回の変更では225系2次車のように準備工事に留められています。
そして乗務員扉後方に注目。
戸袋部のステッカーのデザインが変更されています。そこまで拘る必要はあったのか…笑
続いて車内。
大型袖仕切りの形状が他の車両と合わせられているようです。立ち客用のクッション?が袖仕切りまで繋がっているのが特徴です。
また、液晶ディスプレイ(LCD)の周りが黒色となり、少し上品な印象となっています。
その他にも変更点はいくつかありますが、実車の登場を待つとしましょう。
ここに来てイメージを変更したということは、車両の仕様はこれで確定のようですね。
来月頃完成として、試運転や乗務員訓練を重ね、デビューは今年の12月頃となるのでしょうか?
ようやく完成が近付いたということで、デビューが楽しみになってきました。