東京メトロ丸ノ内線、新型車両を導入へ
先日、東京メトロより中期経営計画が公開されました。
リンク先は以下の通りです。
http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/plan/index.html
中期経営計画『東京メトロプラン2018~「安心の提供」と「成長への挑戦」~』
そのなかでも、車両面の主な内容として
などが挙げられています。
また、今回の一番の目玉とも言える内容として、丸ノ内線に新型車両を導入するという内容があり、ファンの注目を集めたものと思われます。
画像引用元:Wikipedia
丸ノ内線では現在、02系車両が1988年(昭和63年)以来運用されており、2009年度には大規模改修工事(B修工事)が施行されました。
このB修工事により主電動機は永久磁石電動機(PMSM)へと変更、またドア上部には液晶ディスプレイ(LCD)が設置されたため、暫く丸ノ内線は安泰かと思われました。
ですが、今回の中期経営計画の公開により新型車両を導入することが明かされたのです。
導入は2018年度から。
順次営業運転を開始し、2022年度までに全53編成を新型車両へと置き換える予定です。
形式は現時点では不明ですが、銀座線1000系の流れを見ると2000系となるのですかね?
勿体無い気もしますが、銀座線01系のように地方私鉄へと譲渡されるかも知れませんね。
今後、丸ノ内線で予定されている事業内容として、列車の走行安定性を高め、環境負荷を低減することを目的に銀座線・丸ノ内線の標準電圧を直流600Vから直流750Vに昇圧。
大阪市営地下鉄で第三軌条(サードレール)を採用している路線(御堂筋線や谷町線など)と同じ電圧となります。
また、丸ノ内線では2022年度よりCBTC(無線式列車制御システム)を導入する予定であり、丸ノ内線新型車両の導入が完了した暁には、信号システムもCBTCへと切り替えられるものと思われます。
新型車両の詳細が待たれますね!