相鉄、都心直通用新型車両のイメージを公開
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相鉄、都心直通を想定した新型電車のイメージを公開
相鉄では現在、2018年度以降にJR東日本と東急を経由し、直通運転を行う「神奈川東部方面線(仮称)」の工事が進められていますが、昨日10日にそれを想定した新型車両のイメージが公開されました。
現時点では正式に形式は発表されていませんが、イメージ画像を見る限りでは20000系と捉えることができます。
また、相鉄では「デザインブランドアッププロジェクト」に伴う既存車両のリニューアルを実施中で、昨日は9000系リニューアル車のお披露目が行われました。
今後は既存の8000系、10000系、11000系に対してもリニューアルが行われる予定で、塗装変更のみに限らず排障器(スカート)の形状も変更されるようです。
この既存車両リニューアルにおけるコンセプトを、直通運転用の新型車両へ適応させた場合のケーススタディを行っているといいます。
この新型車両では、既存車両をリニューアルした成果を引き継ぎながら「リニューアル」という作業では難しかった部分まで検討をしているとのこと。
その前面については、いままでの鉄道車両では見られない印象的なものにしたいと考えているそうです。
ライト形状やフィルタのような形状をした前面がどこか乗用車に似ているような気がします。
ブランドイメージの一新、そして直通運転開始という2大プロジェクトに対する相鉄の強い姿勢が伺えますね。
内装は直通運転先を考慮し、全車ロングシートとなる見込み。
シンプルな内装ではありますが、天井を高くし、質感のあるパーツで構成することにより、都心と相鉄沿線を結ぶのにふさわしいサービスを提供できるようにしたいとのこと。
この内装イメージを見る限り、321系のように天井にもLCDが枕木方向に設置されているのが個人的に気になる点ではあります。
また、既存の9000系がリニューアルに伴い採用した時間帯で変化する調光、調色式LED照明ついても導入を計画しているとのこと。
なお、今回発表されたイメージは検討中のものであり、今後大きく変更される場合があるようです。
仮称20000系の続報が待たれます!