能勢電、増備進むオールドルーキー
能勢電鉄5100系。
元は阪急5100系で、1971年(昭和46年)から1974年(昭和49年)にかけて製造されました。
2014年7月13日、 5136Fが能勢電鉄への譲渡のため、西宮北口から新開地駅経由で阪神尼崎駅へ回送。
終電後の深夜ではあるものの、阪急車が阪神線内を走るということで、当時関西の鉄道ファンには大きな衝撃を与えました。
翌2015年1月12日にワンマン改造を終え、阪神車両メンテナンスを出場。試運転が重ねられ、2015年3月16日より営業運転を開始しました。
いわゆる『オールドルーキー』です。
先月18日には3本目となる5146Fがデビュー。
翌週の25日には一番上の画像にある5148Fも営業運転を開始し、能勢電鉄の5100系は合計4本となりました。
現在は5108Fが阪神車両メンテナンスに入場中で、オールドルーキーは更に増えることとなります。
しかし、その一方で姿を消す車両もいます。
1500系1553F(元阪急2100系2156F)
既に部品は取られ、解体間近というところです。
昨年春、阪急2300系が引退しましたが、元阪急2000系、2100系も確実に終焉が近づいております。
寂しくなりますが、これも時代の流れというものでしょうね。
葬式鉄が集まりだしてからでは遅いです、記録はお早めに。