新大阪駅構内改良工事、新2号ホーム(11,12番線)の供用開始
現在、JR新大阪駅在来線ホームでは2018年度末開通予定の『おおさか東線』の乗り入れに向け、駅構内改良工事行われています。
2012年12月16日には、東端で新しいホーム『新5号ホーム(17,18番のりば)』を設置。
そして増設されたホームを活用し、1面分空いた既存のホームにおいて年に1面のペースで、ホームを1面分東へずらしながら改良工事が行われています。
今回、新2号ホーム『11,12番のりば』の改良工事が完了し、2月1日(月)より新ホームの供用が開始されました。
新ホーム供用開始から6日。
少し鮮度落ちした記事となりますが、どうか最後までお付き合い下さい(笑)
この新2号ホームの特筆すべき点とも言えるのが、ほぼ特急列車専用(一部の「新快速」や「きのくに線方面快速」も使用)のホームであるということ。
そのため、新3,4,5号ホームとは少し設備が異なります。
特急列車乗車口案内標。
大阪駅のものと同型です。
発車標は3段式。
3,4号ホームは5段式ですが、本数がそれほど多くないことから不要と判断したものと思われます。
京都方には待合室が設置されています。
11番のりばは西九条方面行きであることから、足元の乗車位置目標が大阪環状線のラインカラーにあたる「赤」となっています。
また、11番のりばにはこのような簡易式発車標が設置されています。
「はるか」や「くろしお」など、上下線両方から列車が入線してくるためでしょう。
音声も流れるようで、列車接近時~発車時にかけて『危ないですから、黄色い点字ブロックまでお下がりください』と何度も繰り返し放送されていました。
12番のりばでは線路のカントが0mm(11番のりばは5mm)となり、ホームとの段差を解消。安全面が強化されています。
新大阪駅在来線ホーム改良工事、残すところあと1号ホーム(写真右側)のみとなりました。
おおさか東線の全通も少しずつ迫ってきております。延伸部分の開通が楽しみですね。