京急、新1000形1800番台を導入
http://www.keikyu.co.jp/company/news/2015/20151222HP_15146NN.html
車両デザインを変更した新1000形(貫通形・1800番台)を導入します
京急新1000形は2002年(平成14年)4月15日に営業運転を開始した車両で、2007年(平成19年)3月31日より導入された6次車からは京急初のステンレス車体に変更、340両の大所帯となり現在も増備が続けられている京急の標準車となっています。
そんな新1000形ですが、来年3月より登場する編成は、車両デザインを一部変更した上で導入されるそうです。
形式は新1000形1800番台。
前面が貫通形となり、4両編成×2編成を導入。
普通から快特、都営浅草線直通列車まで、京急線全線においてフレキシブルな運用に対応すべく正面に貫通路を設置し、2編成を連結し8両編成とした際に互いに乗り移ることができるようになります。
更に車体側面に幅広の赤と白色フィルムをデザインすることにより、従来からの「赤い電車」のイメージを踏襲。
つまり、新1000形アルミ車や2100形などに近い側面デザインになるということです。
なお、基本仕様(車両長さ、扉数、座席など)、基本性能、バリアフリー設備のほか、LEDを使用した室内灯などは、従来の新1000形のものを引き続き採用するとのこと。
個人的には、新1000形の最新編成にあたる1367編成で採用された、永久磁石同期電動機(PMSM)がこれらの編成にも採用されるのか、そしてこれから増備される非貫通形もこの側面デザインになるのかが気になるところではあります。
デビューから早14年、
新1000形の増備は仕様変更を繰り返しながらまだまだ続いていきそうです。
~2016.2.22追記~
画像引用元: http://www.keikyu.co.jp/company/news/2015/20160222HP_15200NN.html
本日より、京急の公式HPにて新1000形1800番台の実車の写真が公開されています。
イメージ画像通りと言ったところでしょうか?
個人的には元の京急に近く、良いデザインだなと思っています。
営業運転開始予定日は3月4日(金)に決定。
また一つ、京急新1000形に新たな歴史が刻まれますね。